ステキな隠し撮り

三谷幸喜のドラマということで見始めた「ステキな隠し撮り」だが、どうも今一つ入り込めなかった。深津絵里西田敏行の場面なんて芸達者の極みだと思うのだけど、どうも面白くない。映画の宣伝で作品を一つ作ってしまうというアイデアはフジテレビならではのスケールの大きなアイデアで面白いと思ったが、作品としては今一つといったところ。
で、何を考えたかというと、結局、思うことは、最近の三谷幸喜の映画やテレビなど映像作品は、どうもワンパターンなのではないかということだ。
「ラジオの時間」を見た時は豪華キャストのドタバタも新鮮で面白かったが、毎回これでは見飽きてしまう。(まあ、三谷幸喜が好きそうなアメリカ風のコメディがあまり合わないというのもあるのかもしれないが…)
三谷幸喜という人の作品については、「新撰組!」みたいに、群像劇で、シリアス基本のコメディのほうが好きだなあと思った次第。