新たな仕事に取り組む心構え

春は新たな出会いと別れの季節。と同時に、この季節は、サラリーマンにとって、新たな部署で仕事を始める季節だったりする。
ローカルTV局員にとっても同じことで、この時期、多くの人が新たな仕事を始める。私の場合、この春からというより既に新たな仕事を始めているのだが、壁にぶち当たって、悪戦苦闘の日々が続いている。
多くの会社では、30代中盤あたりからその部署の中核的な仕事を任されるようになるのだろうが、このくらいの年齢になってくると、実力というものが否応なく問われる。仕事に対する向き合い方だったり、人との接し方だったり、同じ部署の若手をどう使っていくかというマネジメントの部分だったり、その人のいろんな能力が問われるというのは間違いない。
いま一番難しいのは、判断を求められるということ。
現場に近い時は、自らの判断と意見はあっても最終判断者であることは少なかった。しかし今後、重要な仕事とはすなわち判断をすることだ。大局観を持って判断をしていくということが、これほど苦になるとは思わなかった。今の私には、自らの力不足を直視し、少しづつスキルアップしていくことしかできることはない。