「333」で感じる面白さ

「333」と書いて「トリオさん」。テレ朝では土曜の深夜にOAしているらしい。
テレビ朝日|「トリオさん」
この番組を見ていて感じたのは、制作者側がしっかりしていれば、番組なんてなんとでもなるということだ。
私が見ているのは、構成は「お試しか!」とほぼ同じで、出演者は全く売れていないトリオ芸人2組によるコーナー「売れてま10」(で合っていると思う)。このコーナー、基本的に「お試しか!」と同じような作りで、番組的には結構面白い。そして、出演者は売れっ子芸人でもないのに、番組はそこそこ面白い。これってつまり、出演者の力ではなく制作者側のテクニックで面白くしているということではないかと思うのだ。
まあ理論的にいえば、売れてないトリオ芸人のみなさんが面白いのかもしれないという可能性もあるが、番組を見ている限りではそんな感じは見受けられなかったので、おそらくディレクターの編集テクニックなどが、手法として確立しているということなのだろう。
どんな番組が面白いと感じるかは人それぞれだが、少なくとも一定の水準の面白さを提供できる手法を確立しているというのは、やはりローカルにはない制作力だと思う。