いまや古典「東京ラブストーリー」

CSのフジテレビtwoでついつい見かけた「東京ラブストーリー」。思わず見入ってしまい、ついつい第1話と2話を通して見てしまった。ストーリーはだいたい覚えているので、「ここでこのセリフがくるっ!」って思いながら見るのだけど、私の場合、それでもついつい見入ってしまう。
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/910200105.html


それにしても、何度も再放送で見ているのだが、「東京ラブストーリー」はいまだ色あせない名作だと思う。
赤名リカ=鈴木保奈美の圧倒的な存在感が素晴らしく、見始めたら目が離せなくなる。織田裕二も若いし、江口洋介も若かりし頃のロン毛だし、有森也美はやっぱり嫌な女と見られるだろう。ついでに言うと、彼らの職場「HEART SPORTS」も懐かしいし、でっかいコードレスフォンも懐かしい。そして、個人的な思いとしては、第1話の「あした何が起こるか分からないから楽しい」という赤名リカのセリフや、第2話で「電池切れちゃった…」なんてあたりの有名なセリフが聞けたことにも満足。
何気なく見ていて、ふと気付いたのだが、「東京ラブストーリー」が放送されたのは、1991年(HEART SPORTSのなんだかよくわからんイベントで表示されていた)。この年数に、改めて過ぎ去った年月の長さを知る。1991年といえば、もう19年前。あのドラマの放送から19年前も経っていたのだ。
東京ラブストーリー」は、月9の歴史を彩った名作であり、爆発的なヒットを見せるテレビドラマがないこの時代では、もはや現れないような作品といえると思う。映画と違って、トレンディドラマはなかなか系統立てて語られることは少ないが、「東京ラブストーリー」はそろそろ古典の仲間入りを果たしたのかも知れない。