自分に置き換えてしまうドラマ

今日もしっかり「神はサイコロを振らない」を見た。
このドラマ、本当にいいドラマだ。
ラスト、小林聡美の台詞は秀逸だった。水橋文美江の脚本は素晴らしい。
山本太郎ともさかりえも、すっかり演技派というポジションが板についてきた。
まあ、山本太郎は、いつも同じような「単細胞だけどいい奴」キャラを演じてるので、
たまには違う役をやるのもいいんじゃないかと思うのだが。


しかし、このドラマを見ていて常に思うことは、
自分はこの10年で成長してきただろうか? ということである。


人間というのは、年月が経つと変わってしまうものだ。
むしろ、変わらないのは成長がないことだ、と言えるくらいだと思う。


1996年というのは、私にとって結構“最近のこと”である。
10年も経っているのに“最近”と感じてしまうのは、きっと私がオッサンになった証拠だろう。


この10年で自分はどこが成長したのかということを考え始めると、
私は正直、凹んでしまう。
はぁ……。