Mr.サンデーの既視感

フジテレビの「Mr.サンデー」で改正貸金業法について特集をしていたのだが、これがどこかで見たことのあるようなVTRで、「どこの局も似たようなことをやっているなあ」というのを改めて感じた。
VTRの内容は、旦那に黙ってこっそりお金を借りていた奥さんが悩んでいるというような内容なのだが、この内容が、どこかの番組で見たことがあるような内容で、あまり面白くなかった。(まあ、たまたま見た順番がどうかというだけの話だが…)
もっとも、理屈でいえば、生活費に困っている人たちが少額の借金をきっかけに借金を膨らませていくのを防ぐための法律なのに、法律の一つのネックとなっているのは「借金を旦那に言えない主婦の心」というところは、人間の行動の不合理性というか、人の気持ちの難しさというのを感じさせて興味深い。


一方で、このVTRの後のスタジオ展開はさすが宮根誠司。テンポと歯切れのよいしゃべりが心地よい。ただし、あくまでも番組には既視感があるので、宮根さんだけの力でこの番組をどうにかするのは難しい気がする。これが「ミヤネ屋」の時間帯なら大成功しそうなんだけど。