「あしたをつかめ」の普遍性

NHK教育テレビの「あしたをつかめ」という番組は、乱暴な言い方をすると「若者ターゲットの職業ガイド」という番組であると思う。
http://www.nhk.or.jp/shigoto/
きょう見たのは、成田山新勝寺のお坊さん(29歳)が主人公。タカアンドトシのトシに似たまじめそうな僧侶が、なぜ僧侶になったのか、日常の仕事風景はどんな感じなのか、大きな雰囲気をつかむ感じでまとめられていて、見ていて面白かった。朝5時ごろから水をかぶって修行する様子も取材していて「やっぱり修行は厳しいんだなあ」という部分もきちんと見せていたが、それ以外の部分のほうが多くて、職業ガイドの側面が多かったと思うし、中高生が見て参考になるような内容だと思う。(まあ、僧侶はあんまり参考にはならんかもしれないが…)
そして、いつの世にも社会人には悩みがつきものである。今回の主役にも、後輩の指導方法という悩みがあり、先輩に相談する場面もあった。やっぱりどんな仕事でも、大変さや悩むことの中身は大して変わらんのだなあと、あらためて感じた。やっぱり、どんな仕事も大変なのだ。そして、知らないことをTVを通して見るのって面白い。