市橋容疑者を逮捕

きょうは社内でこのニュースを知ったのだが、やはり驚いたというのが正直なところ。
深夜にかけてのニュース枠での各局の報道は「ちょっとやり過ぎ」という感じがするが、他社に後れを取りたくないという気持も理解できるので、こういう事態はしょうがないと思ってあきらめるしかないのだろう。個人的には、途中の新幹線車内とか東京駅の様子とかそんなに興味ないのだけど、それって私だけなのだろうか?


それにしても、報道で知る限りでは、一般の人たちの通報で徐々に包囲網を狭めていったのだから、日本社会はまだまだ捨てたもんじゃないし、人間、悪いことをすると逃げ切れんものなのだなあと思う。
この市橋容疑者の逃亡劇は、本当にドラマティックでまるで映画のようだ。おそらく、耐えがたいような苦しみもあったろうし、我々には計り知れないような絶望的な孤独もあったと思う。ただ、大阪での働きぶりはまじめだったようだし、報道の中には男娼として体を売っていたという話もある。きっと、変な話だが、彼はすごく強い意志の持ち主なのではないだろうか。もちろん、彼を英雄視するものではないのだが、彼の2年半以上にわたる逃亡生活というのはどういうものだったのか、あらためて知りたいものだ。