日テレがプロレス放送を打ち切り

ついに、日テレがプロレスを打ち切り。経営効率的にはしかたがないのだろうが、30代以上の男性なら、なんとも言えない寂しさを感じる人も多いのではなかろうか。

日本テレビの久保伸太郎社長は23日の定例記者会見で、開局直後から55年間にわたって続けてきた全国ネットのプロレス中継を今春で打ち切ることを明らかにした。CSの有料放送「日テレG+ジータス)」では引き続き放送する。
 同局のプロレス中継は、開局翌年の1954年2月からスタート。街頭テレビの時代から国民的人気を集め、63年5月のデストロイヤー対力道山戦では視聴率64.0%(ビデオリサーチ調べ)を記録するなど、テレビの普及に大きな役割を果たした。
(中略)
 地上波でプロレスを放送するのはテレビ朝日系だけとなるが、同局では「今のところ、打ち切りなどの予定はない」としている。【時事通信】 

力道山などが活躍していたかつてのプロレス黄金時代はもちろん知らないが、ジャイアント馬場ジャンボ鶴田を見ていた人は多いだろうし、現在でも、イジリー岡田三沢光晴のモノマネでたまにテレビに出演しているところなんて見ると、意外にプロレスファンって多いはずだと思うのだけど、なんでプロレスは地上波から退場しなければならなくなったのだろう?
あと、プロレスと言えば、個人的に見逃せないのが、突発的に出現する男子アナのスターである。古館伊知郎、辻よしなり、最近ではテレ朝の真鍋由アナあたりの名前が挙がるだろうか。日テレのプロレスと言えば、私にとっては福沢朗が「ジャストミ〜ト!」でスターダムにのし上がった実況のイメージも強いのだけど、こういった男子アナのスター養成システムがひとつ消えていくということになりそうだ。