優勝争いと降格争い

きょうは鹿島アントラーズジュビロ磐田の試合をテレビ観戦したのだが、時代の移り変わりを感じると同時に寂しさも感じることとなった。数年前までは間違いなく、Jの頂上決戦であったはずのカードが、いまはこんなにも様変わりしてしまったのかと思うと、月日の残酷さを思い知る。
特に、ジュビロのひきこもりサッカーとでもいうべき、ベタ引きの守りからのカウンター狙いは、順位が順位だけに仕方がないとはいえ、かつてのジュビロサッカーが好きだった私にとってはショックであった。いちファンとしては、やっぱりジュビロには独特のパスサッカーを続けてほしいなあと思う。
最後はアントラーズに軍配が上がったが、結果そのものよりも、ジュビロの落日ぶりにショックを受けた試合であった。と同時に、J1の15〜17位はいずれも敗戦。これで、最終節まで降格争いを見られる楽しみが増えたかと思うと、とてもうれしくもある。個人的にはジェフやジュビロ入れ替え戦が見たいなあ。