ブログの盗用

福島中央テレビ(FCT)のアナウンサーが他人のコラムを無断で引用していたらしい。

日本テレビ系のローカル局福島中央テレビ」(本社・福島県郡山市)は24日、大野修アナウンサー(38)が同局の公式ホームページ(HP)で連載しているコラムで、他人のブログからの盗用があったと発表した。大野アナは「自分の経験と重なった。盗用と言われても仕方がない」と謝罪しているという。
会見した寺島祐二・報道制作局長らによると、盗用があったのは「アナウンス室日記」の中で、大野アナが同日掲載した「日本ブランド」と題するコラム。盗用は、週刊誌などに連載もある証券マンブロガー、ぐっちーさん(47)のブログからで、題名、文章の細部の表現まで同じだった。(中略)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080525ddm041040132000c.html

ダメだってわかってるだろうに、何でこういうことをやっちゃうんでしょうねえ。
まあ、このブログの是非はともかく、いまや、ほとんどの放送局でアナウンサーがコラムやブログを書いていると思うのだが、これが当人たちにとっては意外と負担となるらしく、更新頻度がそれほど多くないのは、業務多忙のため、という人が多いようだ。私が勤務する局でも、アナウンサーの一人がそんな話をしていた。
仕事である以上、自社のホームページで何かを書くということは必要だと頭では理解していても、結局のところ、書くという行為についてのモチベーションは人それぞれである。アナウンサーによるブログというのも、何が何でもやらなくてはいかんというものではないと思うのだが、こういった日記的なブログを読んでいる人たちって、何を楽しみにしているのだろうか。