関テレの検証番組

22時から放送された関テレの「検証あるある大事典」を見た。
正直、ちっとも面白くない番組だったが、一番面白かったのは関テレ社員が回答したアンケート。やはり現場のテレビマンは良心を失っていないと思えた。「問題が発覚してよかった」「制作体制の強化が必要」こういった意見が出るのは当然と思える。これが制作現場にいる人たちの正直な意見だと思う。
どうせなら、制作会社の人たちにもインタビューすればよかったのに、などと思う。まあ、どうせ正直な意見は言ってくれないのだろうが、それでも、番組制作会社という比較的弱い立場の人たちの意見を聞くことが、この検証番組には必要なことだと思う。
現状では、番組の評価基準が視聴率でしかない以上、高視聴率をとるための手法をとやかく言うことはできない。例えばアカデミー賞みたいに、番組を内容で評価する賞を設立するようなことが必要なのではないだろうか。民放連あたりで主導するべきだと思う。