「きょうの出来事」終了へ


果たして、変える必要があるのだろうか?

民放の最長寿番組で、夜の報道番組「NNNきょうの出来事」(日本テレビ系)が9月末で終了することが12日、分かった。
同番組は54年10月4日にスタート。開始当初は午後9時台の放送だったが、60年代に入り、現在の同11時前後へ移行した。80年からは小林完吾桜井よしこ(当時良子)両キャスター、88年からは真山勇一、桜井両キャスターのコンビで、夜のニュース番組として同局の看板番組の1つに数えられた。桜井キャスターは96年まで出演していた。1日の最後を締めるニュース番組の先駆的存在で、89年には、TBSが同時間帯に「筑紫哲也のNEWS23」を立ち上げるなど、各局に大きな影響を与えた。
日本テレビは今年4月、午前8時から新番組「スッキリ!!」をスタートさせ、同9時55分からは夕方帯に放送していた「ラジかるッ」を移行。平日朝の約3時間半を一気に衣替えした。03年まで10年連続で年間視聴率3冠(ゴールデン、全日、プライム)を達成していた同局だが、04年に3部門でフジテレビに敗れて以後、最近は改編時期になると、大規模な番組見直しを行っている。番組関係者によると、52年続いた「きょうの−」も例外ではなく、「一時代を築いた名物番組だと思うが、そろそろリフレッシュする時期だと思う」と話した。(日刊スポーツ)

なんだか、日テレは動きすぎの気がしないでもない。
日テレで言えば、「今日の出来事」「ドキュメント'06」みたいな老舗番組は、
プレミア化して残していくのも、一つのやり方だと思うのだが……。


そもそも、報道番組で高い視聴率を狙いすぎるのも、個人的にはどうかと思う。
「数字が苦しくても中身のある報道番組」というのは、しょせん夢物語なのだろうか。