アナログ放送終了、まだ認知されず

総務省の「地上デジタルテレビジョン放送に関する浸透度調査」によると、
アナログ放送が2011年に終了することを認識している人は、32.1%しかいないらしい。


総務省 「地上デジタルテレビジョン放送に関する浸透度調査」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050614_2_1.pdf


毎日新聞の記事が一番的確に解説してくれているので、こちらを参照するのがいいと思う。
→MSN-mainichiの記事
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060525k0000e040086000c.html



正直言うと、アナログ放送が終了することをこんなに知っているだけでも、素晴らしい事じゃないかと感じる。
放送局の人でも、正確に知らない人は沢山いると思うし……。
そもそも、アナログがデジタルに変わることで視聴者が享受するメリットは、そう劇的なものでもない。
メリットがないのに、TVの買い替えを強要されるのは、暴挙といってもいいくらい。
デジタル対応TVはまだまだ高価だから、そんなに買い替えは進まないと思う。
私のTVもまだまだブラウン管だし…。


国がSTBを支給するとか、
アナログTVの売り場で「このTVは2011年以降見られなくなります」と表示するとか、
何か目立つことをしない限り、今後この数字が大きく上向くことはないんじゃないだろうか。