GHQとラジオ

今日の「報道ステーション」の特集はとても興味深かった。


「ラジオが伝えた戦後」とかいうようなテーマだったと思うが、
戦後のNHKの放送に対してGHQが意図したことを、
当時のGHQ担当者である日系人の方(91歳、いまだご存命!)が語るところから始まり、
日本最初の民放(ちなみに最初の民放はCBCです)誕生にもGHQが関わっていたこと、
CBCラジオ文化放送ニッポン放送など、各局のニュースや番組の音源を流して時代を振り返ることなど、
日本の放送の歴史を学ばせてもらったような特集だった。


私は、GHQがラジオを通して日本の占領をうまくやろうとしていたことを知らなかったし、
いろんな音源から感じられる時代の雰囲気を聴くだけでも、多くの感じるものがあった。
やっぱり私は、ラジオやらテレビやらが大好きなんだなあ。


ラジオの広告費はインターネットに抜かれたというニュースが、今年の春ごろには広告業界を騒がせたが、
経済的な事は別として、
ラジオとネットが、どこかで折り合える時代がくればいいなあと思う。