おもしろいよ、これ

何の気なしに手にとって読んでみたのだが、
これが意外と言っては失礼だが、大変面白かった。
主人公の可愛げのなさに正直ムカッとくることもあったのだが、
結末に近づくにつれ、いつのまにか感情移入している自分がいるような、
そんな感じであった。


あと本筋には全く関係ないのだが、
映画化された作品では、確かヒロインの女の子役に松浦亜弥がキャスティングされていたと思う。
で、この女の子にあややをイメージすると、
これがとても可憐で切ない、そんなヒロインなのだ。
このキャスティングを行った人は、クリーンヒットだったのではなかろうか。