井上康生

さて、きょうもオリンピックの話である。


今日一番印象に残ったことは、なんと言っても井上康生の敗退であろう。
「あの井上康生が・・・。」という感じである。
なにが敗退の原因であったのか、まったく理由はわからないが、
まさに、勝負は下駄を履くまでわからない。


井上康生という選手は、本当に強くて、「柔道=武道」を感じさせてくれる柔道界の看板スターだ。
しかし、あっさりと負けてしまったところを見たとき、
この敗戦は、なんだかありえない映像を見ている気がした。
本当に、物事はわからない。


一方、アーチェリーの山本選手は、素晴らしいものを見せてくれた。
20年ぶりのメダル獲得、最高のニュースである。


ところで、このアーチェリーーという競技は、意外とテレビ向きではないだろうか。
一対一の戦いは、まさにガチンコ勝負。あの緊迫感は、他のスポーツにはない魅力だと思う。
日本もまあまあ強いみたいなので、
電通博報堂あたりが世界選手権にまじめに取り組んだら、
意外と人気がでるんではなかろうか。
とにかく、スリリングな展開とわかりやすいルールは、
ものすごく間口は広いはず。


というわけで、
水泳の次はアーチェリーでっせ、汐留の皆さん。