前原大臣のダム凍結

前原国土交通大臣が、国が進めるダム建設の凍結を発表したが、たとえばダムの凍結なんてのは一つの例で、今後も地方が求める道路やら景気対策やら、いろんな予定がなくなったり停止されたりするのだろうなあと思う。政治の変革は、中央の人たち以上に地方の人間にとって関係の深いものになるのかなあという気がする。それだけ、地方の経済というのは官需に頼っているということの表れだろうか。
都会の人たちには無駄な出費としか映らないであろう公共事業も、ほかにめぼしい産業しかない地方の人間にとっては必要な事業であることも多い。「このままではいかんのだろうなあ」と考えていても、いい代案がなければ、地方の人は困るばかり。
私は別にダム賛成ではないが、結局、最終的には、田舎の人は都会に出て行くしかないのだろうか。