衆院選を終えて

衆院選で忙しく、わが身を振り返ることもままならない日々から解放され、今週の月曜からようやく日常のリズムに戻れた。なんだかほっとしている。やはり、忙しさは、良くも悪くも考えるという行為を奪ってしまう。忙しければ、余計なことも考えなくていいので、まあ楽といえば楽なんだけど。
しかし、衆院選が終わり、政権交代が現実となった今、これから何が待ち受けているのか、意外と我々の身近にもいろんなことが押し寄せてくる可能性があるということを改めて感じる。
メディアでは「高速道路の無料化」とか「国家戦略局」なんて単語を良く聞くが、意外と意識していないのが県や市などの補正予算だ。比較的大きな都道府県ならそれほどではないかもしれないし、我々の生活にとって、直接的に収入や支出に響くものではないが、麻生政権での補正予算がどう変化するのか、ローカルのメディアとしては興味深い変化の一つかも知れないと思う。
政権交代が起きた時に付随する現象は何なのか。きょうは取材の中でさっそく意識する機会があり、自分の心の中でひとり大きなテーマについて考えた。