遺体を発見

こちらは決していいニュースではないが、なんだか良かったなあと思えるニュース。

7月の中国・九州北部豪雨で最後まで行方不明になっていた福岡県篠栗町の元沢正子さん(61)が5日、遺体で見つかった。被害判明から11日ぶり。夫の亮三さん(68)は捜索隊に「ありがとうございます。これで成仏できます」と、涙ながらに礼を述べたという。
県警粕屋署によるとこの日も警察、消防など約100人が元沢さん宅跡付近を捜索。午後2時25分、手作業で土砂を掘っていた消防隊員が発見した。7月28日に次女綾子さん(34)の遺体が見つかった場所から約10メートル離れた川べり。(以下略)
【毎日.jp】

夫の亮三さんは心の休まる時がなかったのではないかと思う。
しかし、被害から11日たっても捜索を続け遺体が出てきたことに対し、亮三さんの「成仏できます」という言葉には、悲しくもあるだろうし、ほっとした部分もあるだろうし、そんな本当に何とも言えない気持が表れているようだ。捜索に携わった人たちも、ようやくほっとしたのではなかろうか。
軽い言葉になってしまうが、あらためて災害の怖さを思うとともに、被害にあわれた方のご冥福をお祈りしたいと思う。