初期の東京フレンドパーク

さきほどスカパーのTBSチャンネルで「東京フレンドパーク#3」とクレジットされた番組を見た。つまり第3回放送という世にも珍しい番組である。放送年は1992年。現在でも続く番組の、今から17年前の放送分であった。
この回のゲストは渡辺哲と佐野史郎佐野史郎のメガネは顔の半分を覆うかのようなクラシカルなデザインのメガネだし、渡辺哲にいたってはひげを生やした風貌が、どちらかというと世界のナベアツに近い。
3回目ということで、番組のフォーマットもいまいちお客さんに浸透していないので、スタジオ観覧している人たちも盛り上がりどころがわかってないし、乱一世エアホッケーのMCを務めていたことも知らなかった。おなじみパジェロにいたっては、ダイハツ製の、2800ccの4WD(車の名前は忘れた)である。そんな車があったのね。さらにエンディングの「今月の歌」には氷室京介の歌。そういえば「フレンドパーク」って、昔TBSが19時台に編成していた「ムーブ」の月曜枠だったっけ。
人気番組の初期の形を見ると、あらためて、人気番組というものは様々な試行錯誤の上に、定番の形式がつくられていくのだなあと思う。人気番組の初期を振り返るという行為は、面白いと同時に奥が深い。