地デジ推進にはならんのでは?

悪くはないと思うけど、不公平に感じる人もいるだろうなあと思う。

 政府・与党は、2011年7月に迫った地上デジタル放送(地デジ)完全移行の実現に向け、総合的な推進策を追加景気対策に盛り込む方向で本格検討に入った。
 16日には河村官房長官が、学校など公共施設の「完全地デジ化」を検討する考えを正式に示し、公明党も、買い替えで不要になるアナログテレビを2万円で買い取るなど1兆円規模の地デジ推進策を発表した。
(中略)
 公明党の地デジ推進策の柱は、国が指定する販売店で地デジ対応テレビを購入する際、不要となるアナログテレビを持ち込めば、1台2万円で買い取ってもらえるというもの。リサイクル料も国が負担する。【YOMIURI ONLINE

2万円で買い取りってのは、ちょっと疑問。今後、廃棄されるテレビは相当数出てくると思うのだが、その費用は足りているのだろうか? そのリサイクル費用にでも回した方がよっぽどいいと思うのだが、それは素人考えなのだろうか。
一方、公共施設の地デジ化は、かなり切迫した問題なのではなかろうか。あくまでも一例だが、どこの役場に行ってもテレビはアナログが多いし、学校も多分同じであろう。ちょっとしたお金にも事欠く各市町村にとっては有難いのではなかろうか。どうせなら、各世帯に地デジチューナーでも配布した方がよっぽどいいと思うが。