地方議会

きのうから地元の市議会を取材しているのだが、この議会取材というのはある程度の知識が必要である一方、議会とは馴染みのない一般的な人間からすれば、訳のわからんルールが出てきたりして、弱ってしまうことが多い。
私は市政記者クラブ員ではないので、正直言って市議の顔もようわからん状態だし、問題の論点が何なのかをいま一つ掴みきれない場合もある。それだけならいいのだが、議会が中断したり、別室にこもって議員だけで話し合いをしていたりすると、何が行われていて、何を取材していいものやら、さっぱりわからない。
そもそも、たとえば議会の一般質問に至っては、質問と答えが準備されていて、議員や行政の執行部は原稿を読むだけという状態である。議会というのは民意決定のプロセスであるとはいえ、会社で根回しするのとは違って、あくまでも公のシステムなのであるから、もう少し自由に議論するような仕組みが作れないものか、疑問に思うことが多い。