岩手・宮城内陸地震

土曜日の午前中という、もっとも報道の体制が取りづらい時間帯に起きた今回の大地震。会社で生放送番組の準備中だっただけに、自分たちの番組がどんな放送内容になるのかはもちろんのこと、現地の局への支援が必要になるのか、ニュースの枠はいつ決まるのか、気になることはいくつも発生する。最終的には、急きょ番組内容を変更するという形で、個人的にも影響を受けた。こういった災害時には、自分が報道機関に勤めていることを身をもって感じる。
地震や水害などの自然災害が発生した場合、キー局からの番組受けに始まり、ローカル局はそれぞれ助け合うことが必要となるので、現地への記者やカメラマン派遣といったことまで必要となる。今回はおそらく現地に入ること自体が困難な状況と思われるので、岩手や宮城の人たちは大変なことになっているだろう。きょうの動きをみていると、自分たちの局も明日は我が身であると、あらためて感じる。