関テレの決算

2007年度の関テレの決算が発表に。

関西テレビが30日発表した2007年3月期決算(単体)は純利益が前期比46・7%減の23億円だった。情報番組「発掘!あるある大事典?」の実験データ捏造問題で、再発防止策などの費用がかさみ、特別損失が大幅に増加したことが響いた。売上高は0・1%減の724億円だった。テレビ広告による放送収入は2・0%減。番組ごとの広告では、自社番組など地方枠は健闘したものの、全国枠が「あるある」の中止のため、微減した。番組と番組の合間に放送するスポット広告は3・3%減だった。(以下略)【共同通信

利益が減少するのは当然としても、売上高は0.1%しか減少してないというのがちょっと驚き。放送収入で見ても2%しか減少してないので、何だかんだ言っても、クライアントは関テレの枠が欲しかったということなのだろう。これくらいのマイナスなら、キー局の今年の決算でも同じくらいの減少幅じゃなかろうか。
それにしても、どこの局もスポット減少が目立ち始めている気がする。報道や制作の現場にいると製作費の減少ということでしか感じられないことが、数字で見るとはっきりと感じられる。