スポーツ中継とタレント

ヘキサゴン人気もここまで来たかと思うと、ちょっとびっくり。

フジテレビ系「クイズ! ヘキサゴン2」に出演するおバカキャラ羞恥心とPaboの2組が4日、ヤクルト−巨人8回戦(神宮)の始球式などに登場した。
羞恥心&Paboがヤクルト-巨人戦登場 - 芸能ニュース : nikkansports.com

いまさらこんな話題で日記を書くのもどうかと思うが、やっぱり驚いたので書いてみる。
プロ野球中継では高い視聴率が取れないことは、いまや周知の事実だろうが、5月4日のフジ系でのナイター中継で、「ヘキサゴン」のメンバーが出演していたのには、正直賛成できない。これはバレーボールと同じ方法論であろうと思うが、やっぱり、野球を見ていて邪魔だったと思う。
地上波のスポーツ中継では、これは致し方ない方法論ではあると思う。でも、こればっかりやっていると、普通の中継に戻れなくなってしまうと思うのだ。今回の視聴率がどうだったかは抜きにして、普通の野球のみの中継というものでは作り手側が満足できなくなってしまうのではなかろうか。作り手側でなければ、編成サイドといってもいいかもしれない。
結局のところ、スポーツに興味のない人にとっては、どんな人が出演していようが、スポーツには興味が生まれないと私は思っている。今回ヘキサゴンのメンバーが出演しているから見た、という視聴者が次回野球を見るかというと、甚だ疑問である。こういう小手先の手段で中継にテコ入れするぐらいなら、何にもしないで野球だけ見せておいた方が、野球ファンに満足してもらえるだけましではなかろうか? と私は思うのだが、どうだろうか。
今回の中継で救いがあるすれば、まだ野球が好きなタレントさんが出演していたというところだけだったと思う。