M-1とアメトーク

きょうの「アメトーク」はM-1芸人が集合。内容は完璧にM-1の番宣だったが、これが面白かった。過去のVTRはいま見てもおもしろいし、出演者の裏話や優勝者たちの成績は興味深かった。なにより興味深かったのは、東西の視聴率の違い。やっぱり関西人はお笑い好きなんだというのが、改めて笑えるデータだと思う。この比較、全国で検証してみるともっと面白いだろう。
それにしても、「アメトーク」は男性目線の番組制作とでもいうのだろうか、20〜30代の男がターゲットど真ん中の、数少ない番組だと思う。M-1の番宣に「アメトーク」を使うテレ朝の戦略もなかなかgoodではないだろうか。(ABCはこの時間、何を放送してたっけ?)
それに、世帯視聴率の数字とは別に、これだけコアターゲットの番組はマーケティング的に面白いものだと思うんだけど、実際の営業とか編成の現場ではどうなのだろうか? 地方の放送局で働いている私にとっては、はるか彼方の話題で、なんとも確認のしようがないんだが……。
さて、いまや一大イベントとなったM-1。今年も大きく盛り上がるんだろうなあ、というところよりも、正直、今年は目玉が少ない気がする。私の好きな麒麟が決勝にいないのも寂しいし。きっと執筆で忙しくて、ネタつくりの時間がなかったのだろう。
今年のM-1、そろそろ笑い飯が優勝したりするんだろうなあ。