たったひとつの恋

赤西仁綾瀬はるかがが出演している「たった一つの恋」を初めて見たが、
このドラマの視聴率が期待ほど上がらないのも、しょうがないかと思われた。


赤西君はちょっと痩せすぎではなかろうか。
なんで彼が人気あるのか、私にはわからん。特に光るところもないような人だと思うが……。
そして綾瀬はるかも、全く魅力のないヒロインだった。
ドラマ版セカチューの時とか、ポカリスウェットのCMとか、あんなに魅力的な女の子なのに。


最近、今ひとつ調子の悪い北川悦吏子脚本だが、この作品は末期的じゃないかと思う。
このところよく言われる「格差社会」みたいなことを意識したのかもしれないが、底が浅い。
あんな単純な構図では、子供だましにもならないだろう。
演技も上手くない役者さんが多く、とにかく改善をした方が良いドラマだと思う。


ドラマの本筋とは関係ないが、エンドテーマが小田和正、そして父親役に財津和夫と不思議なキャスティングが印象に残った。
この二人が揃うと、どうしても「微妙なライバル」みたいなことを想像してしまう。
その上、エンドテーマのKAT-TUNの歌なんか、誰がどう聞いても小田和正ワールド。
小田和正の歌ってのは、小田さん自身が歌わないと、どうもしっくりこないことがわかった。
小田和正のカバーを歌っても違和感がない佐藤竹善なんか、凄い歌唱力だと思う。