これ、すごいですね。

TVを見ていて、たまげた。
https://www.cmgogo.com/のことだ。


肝心の値段も、
制作費が込みなので枠購入の値段がよくわからない、というところなんか、巧妙な仕掛けだと思う。
もっとも、こういう方式で広告展開を考えている企業はCM素材に金を掛けられないだろうし、
クライアントのニーズも満たしていると思う。


まあ詳しくは、これこそまさに「ホームページで見てください」である。


しかし驚いたのは、ネットでCM枠が買えるということだ。
電通が仕掛けたみたいだが、こういう形で取引が透明化されると、
たとえば、手数料=2割程度という業界の慣習と共に、
いろんな商慣習を知っている、電通を代表とした広告会社のアドバンテージがなくなる可能性もあるはずだ。
(手数料については、すでに広告会社間では叩きあいになってるだろうから、あんまり関係ないのかな?)
それでもあえて踏み出したということは、
危機感の表れだと思うし、意義のある実験になるんじゃないかと思う。


ローカル局の商売という視点で見ると、活性化することもあるかもしれない。
東・阪・名の各地区はともかく、ローカル局の売上には先細り傾向が見えている。
このような形式があれば、
例えば、東京の会社が福岡、熊本、鹿児島でCMを放送したいなんていうニーズには対応可能だろうし。


もっとも、そんなニーズがあるかどうかが一番のポイントなんだろうけど……。