視聴率にあの数値も

ついに、こんな時代が到来したようで。

米ニールセン:視聴率調査、ハードディスク録画分も対象に

視聴率調査会社の米ニールセン・メディア・リサーチは26日(米国時間)、ハードディスク・レコーダーによる録画でテレビを見る人が増えたため、調査方法に録画分も集計対象に加える新方式を採用した。視聴率の名門が時代の変化に合わせることになり、「ため録り」普及の本格化を印象付けた。

 今後は従来通りの視聴率のほか、その日のうちに録画で見た人も加味した数字と、1週間以内に録画で見た人も加えた数字の3種類を集計。前者はさっそく28日から、後者は06年1月6日から公表を開始する。

 ただし、ハードディスク・レコーダーが普及したと言っても、購入したのはハイテクに積極的な家庭に集中しているとみられ、視聴率の偏りが懸念される。また、録画で見る人はコマーシャルを飛ばすため、その視聴率が広告主にとって有益な判断基準になるか不透明だ。【南優人/Infostand】(MSN-mainichi)


実際の問題としては、当然のことながら、日本とアメリカのメディア環境は違うので、
当然これがすぐに日本に波及するとは限らないと思う。
それに、日本ではビデオの視聴率は測定しないけど、
録画した番組の視聴率を測定する国もあったような気がする。(どこだっけ?)
もっとも、文中にもあるように、スポンサーにとってこの数字がどれだけの意味を持つのか、よくわからないが。


とはいえ、HDDレコーダーが本格的に測定対象としてみなされていることは、
一つの時代の境目にきた証拠なのだろう。