プロダクトプレイスメント

アメリカのニュースです。

米映画俳優組合と脚本家組合は14日、映画やテレビ番組内でスポンサーの商品を巧みに宣伝する「番組内広告」の乱用に歯止めをかけるため、一定の自主規制を設けるよう映画会社やテレビ局に要求した。聞き入れられない場合、米連邦通信委員会(FCC)に規制作りを要請するという。

 番組内広告は「プロダクト・プレースメント(PP)」とも呼ばれ、「見えない広告」として普及しつつある。(中略)映画でのPPの件数は昨年1年間で44%増え、PPによる収入は10億ドル(約1190億円)を突破。テレビでも前年比84%増と急伸している。
 組合側は、視聴者が番組や出演者のイメージに左右され、商品の価値を正確に判断できなくなるとして、PPを視聴者を困惑させる「深刻な倫理問題」と指摘。
(NIKKEI NET)

広告なんて、CMタレントのイメージ=商品のイメージ、
ということを意図しているものだと思うんだけどなあ……。


とはいえ、いまTV業界・広告業界では、このプロダクトプレイスメントという手法に注目が集まっている。
日テレの「東京ワンダーホテル」なんて、まさにこの実験例だ。
作り手の側からこういう話が出てくるということは、
ドラマや映画を作る際の制約が多くて、ほんとに嫌になってきているのかも知れない。