放映権

ぷららネットワークスが、セリエAの放映権を獲得したとの事。
以下、MSN-mainichiからの引用。

ぷららは、セリエAの20チームのうち中田英寿選手が在籍するフィオレンティナ柳沢敦選手が在籍するメッシーナなど7チームの主催試合を対象に、パソコン向けにネットで流す独占配信権を獲得。このうち5チームについて地上波、衛星放送を含む独占放映権も得た。期間は05〜07年の2シーズン。
 同社が運営する映像配信サービス「4th MEDIA(フォースメディア)」で試合を生中継するほか、料金を取って放送事業者に地上波や衛星放送での放映を認める方向で検討している。


注目点は、やはり地上波・衛星放送の権利まで取ってしまったという点だろうか。
この記事中では、放送事業者にとっては脅威じゃないか、ということを書いているが、
このケースは、スカパー!WOWOWセリエAの放映権を買うことと、狙いはそんなに変わらないと思う。
Yahooや楽天が球団の試合を生中継するのとは、意味合いが違うと思う。


商売としてペイするのかという点でも、疑問はある。
いまや、CSさえあればバカみたいにサッカーが見られる環境が存在するわけで、
そんな中、インターネットでセリエAを見たい層がどれだけいるのだろうか。
普通に見たい人は、すでにスカパー!に加入済みなんじゃないか?
結果として、ぷららネットワークスが二次代理店になるだけで終わりそうな気がしないでもないが、
あるいは集客(=アクセス数増加?)以外の部分でも、何か狙いがあるのだろうか?
私の見方は、全然間違っているのかな……。