地デジの浸透度

総務省が「地上デジタルテレビジョン放送に関する浸透度調査の結果」という調査の結果を発表している。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050614_2.html


調査によると、
地上デジタル放送を知っている人は70%以上いるみたいで、
これは告知がある程度うまくいっているということだろう。
しかし、地上アナログ放送が2011年に終了することを知っている人は10%未満ということなので、
ひょっとすると、その頃にちょっとした混乱があるかもしれない。
というか、本当に2011年に終了できるんだろうか?


放送局の側にしてみれば、
デジタル放送とアナログ放送の電波を2つ送出するというのは、
2つのTV局を運営しているようなものである。
ただでさえ人手が少ないローカル局には、これはとんでもない負担になる。
デジタル化に反対するつもりはないのだが、
アナログ廃止→デジタル化という流れがスムーズに行かない場合、
経営的にきびしくなる局が出ることもありうるだろう。


意外とそれが総務省の狙いだったりして……?