取材における不適切な行動

TBSの番組内で行われたという不適切な行動。制作会社の名前を聞いて「聞いたことあるなあ?」なんて思っていたのだが、長井健司記者の所属していた会社なのだなあと思いだした。
http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/01/114_1.html
私も「報道特集」のOAをみていたのだが、この放送は結構面白かった記憶がある。

弊社が制作致しました2009年12月5日放送TBSテレビ「報道特集NEXT」及び12月8日放送TBSテレビ「イブニングワイド」のブラックノート詐欺事件の取材過程において、不適切な行為があった事が判りました。
 この事件は、自らをアメリカ兵でマイケルと名乗る外国人の男が被害者Aさんに黒い紙の束を見せて、特殊な薬品をかけると1万円札に戻ると嘘の説明をした上で、薬品代として30万ドル(約3000万円)を騙し取ったものです。
 この取材の過程で、担当記者が自称マイケルの本名を知るために、自称マイケルの郵便ポストから公共料金の葉書きを持ち出し、開いて名前を確認後、修復して郵便ポストに戻していました。(中略)
 尚、不適切な行為に関与した記者は退職致しました。また、弊社としましては当面、報道番組の制作を自粛致します。

これって、この退職した記者の人は何やっているのだろうか?刑法違反とかには問われないのだろうか?疑問は尽きない。