Jの頂上決戦

夜はスカパー!で名古屋−浦和の試合を見た。
名古屋のサッカーは、本当に機能的で欧州っぽいサッカーだと思う。ピッチを幅広く、ワイドに開いた選手をどんどん使っていくサッカーは、攻撃的なエンターテイメントというよりも、機能美のエンターテイメントという感じ。これはサッカー好きには受けるのではないか。ピクシー改めミステルことストイコビッチには、きっとわれわれとは違うピッチの見え方をしているのだろう。初監督とは思えない、素晴らしいチームづくりだ。
一方の浦和は、相変わらず個人能力を最大限生かしたサッカー。個人的には好きではないが、勝つためにはこういうリアリズムも悪くはないのだろう。実際、成績は残せているわけだから、今後は闘莉王が欧州移籍した時のことなんかを考える必要がありそう。
ゲーム自体は引き分けだったが、私としては、名古屋のサッカーに改めて好感を持った試合だったし、中村直志や小川佳純が印象に残った試合だった。