野球と400×4リレー

きょうは北京オリンピックで明暗分かれた野球と陸上の男子400mリレーの結果について。
野球は、明らかに星野監督の采配ミスであったと思う。なぜそれほどまでに岩瀬にこだわったのか? この大会での岩瀬は明らかに流れが向いていなかったし、ここ数年の岩瀬は、少なくとも全盛期に比べると落ちていると思う。藤川−岩瀬−上原の形は決していい結果が出ていたとは思えないだけに、疑問が残る投手リレーだったのではなかろうか。野手陣も、あまりにも打てなさ過ぎ。国際試合でなぜあんなに打てないのか、野球関係者は一度、原因をいろいろ考えた方がいいと思う。
一方の男子400mリレーは、見事な結果で感動した。前日のソフトボールなでしこジャパンにも興奮したが、やはり陸上の短距離という、日本人が圧倒的不利と思われていた競技で結果を残したというのは、本当に新たな歴史であったと思う。冷静な末續慎吾朝原宣治のインタビューもよかったが、塚原直貴のインタビューが一番気持ちが伝わってきて、なんだかとても感動的な結末であった。やっぱりスポーツってのは、人を感動させる何かがある。