紅白の視聴率

2007年の紅白歌合戦は、過去ワースト2位の数字だったとのこと。これといった目玉もない感じだったので、まあそんなもんだろう。
http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/01kouhaku.htm

このデータで興味深いのは、北部九州=福岡、札幌、仙台、広島といった地域の視聴率の低さ。このへんの地区は毎年のように数字が低い。それにひきかえ、これも不思議な名古屋の数字の高さ。毎年のように、2部では40%を超えている。保守的な地域と新しいもの好きの地域といったような県民性の違いがあるのだろうか? 
個人的に2007年の紅白でよかったと思うのは寺尾聡の「ルビーの指輪」だった。おっさんと呼ぶには失礼な、手練のミュージシャンたちの心地よい演奏がいい感じで印象に残った。あと、今年はなんであんなに鶴瓶のフリートークが許されたのだろうか。あれはあれでもちろん味があって、いい雰囲気だったが、紅白の様式美に沿わない気もした。あのつまらない演芸コーナーがないと、紅白を見た気がしないのは私だけだろうか?