甲府へ

tjusen2005-11-27


昨日の話だが、ついに念願のヴァンフォーレ甲府観戦に出かけた。
チーム存続のために数々の困難を乗り越えてきたチームが、いまや昇格争い。
一度、このチームを見てみたかった。


というわけで、新宿から特急「スーパーあずさ」で甲府へと出かけたのだが、これが意外と遠い。
甲府って遠かったのね……」ってな感じである。
ようやく到着した甲府市街も、駅前にはこれといってなにもない。
さっそくバスに乗って小瀬まで行くことにしたのだが、こっからがまた遠い。
知ってたら、たぶんくじけてたね、この距離は。


さて小瀬のスタジアムだが、小ぶりな感じで、ピッチとの距離も近い。
けっして立派ではないが、いかにもJ2のスタジアム。好感を持てる。
面白かったのが、甲府名物「担架隊」とBGM。
「長坂整形外科」の広告が入った担架を抱えた担架隊が、スタン・ハンセンのテーマと共に入場してくるのだ。
どちらかというと“乱入”って感じのBGMで入場する担架隊。なんか笑える。
他にも橋本真也のテーマなど流れていたので、関係者にプロレスファンがいるに違いない。


試合のほうは、相手チームのアビスパ福岡が圧倒的な強さを見せて、5−0で圧勝。
甲府は明らかに立ち上がりから動きが悪かった。これが昇格へのプレッシャーか。
バレーは千代反田に、藤田健は松下に、それぞれきっちり抑えられていた。
一方のアビスパも相当強かった。
横浜FCに負けた試合以降、なにか突き抜けた強さを感じる。
この若いチームは、シーズン最後に成長を遂げたようだ。


仙台も負けて、甲府はまだ入替戦の可能性を残している。
相手も柏レイソルに決まり、この争いから目が離せない。