料金交渉

この時期、各スポンサーはTVスポットのCM料金に関する交渉を行うことが多い。
この時期に交渉を行うのは、年間でCM料金を契約する企業である。


テレビのCMというのは、各スポンサーによって放送時間が違う。
代表的なところでは、アルコール飲料や生理用品の時間規制などである。
これに、各社それぞれのマーケティングのデータなどを駆使して、
CMを放送したい時間を決めるのだ。


放送時間がそれぞれ違う以上、放送料金も違ってくる。
さらに、毎回見積もりを取る会社もあれば、年間同じ料金で交渉する会社もあり、
各社のやり方はそれぞれである。


各スポンサーが、4〜3月の決算期を適用しているところが多いので、
この時期は当然に交渉も多い。
まあ、交渉といっても一度の話し合いで決まるわけでもないので、
そんなにプレッシャーのかかるものではないのだが、
仲のいい放送局同士では、
「あそことの交渉はどうだった?」というような話をするわけである。


各局の営業担当者にとっては、
「この時期は料金交渉がねえ…」なんて季節である。